
Zine
zine
手作り品の為、個体差がございます。 予告なく素材の変更がございます。 特殊装丁ですので、お取扱いにご注意下さい。
ゑんらいより
或る夏、よく行くライヴ喫茶の店主から「今度歌会するし」と言われた。私の歌歴はそこを起点とする。歌会ライヴまでの、夏の短歌を収める。 装丁は蝉、遠雷、人を掛詞的に紙を組み合わせてあらわす。ピンは遠雷を映す蝉の眼だ。 夏の気候はじりじりとして、現実と隣合せの違うレイヤーが透けて見える。私の住む京都では、盆地の湿度がうるさい。あやうく、現実の時点ではない景色の中に陥ってしまいそうになる。 短歌 二〇首 長歌 一首 景 三葉
¥500

葉をいただく
文字の伝達能力の対象は人間ばかりではない。神仏、魑魅、吉凶、空間、時間などにも文字の力は加わる。その場合、文字は独特の模様や形式となり、人間に読まれる所から乖離する。 それによって、祈りが成立する。また、繰り返す事、回す事は祈りのリズムとなる。 本書は一首読むごとに90度ずつ回す、回廊状の特殊装丁の形をとる。文字は手がきの中に、空間からいただいてきた文字を混ぜ込み、景色を詠むうたの力を強めた。 長歌 八首 反歌 二首 短歌 一首
¥1,000

襞の號
文字で表す事は、“晒す事”と“隠す事”を同時にしているようだと思う。他者にわかる記号を用いながら、本当の心の襞は見えない。 本書の言葉を繙く為には10の工程を経る必要がある。松の葉を引き抜き、アルミホイルを剝がす所から読書体験が始まる。 タイトルは日光を用いて印字し、表紙では夜空の中に光とならないモールス信号を打つ。短歌のページと袋とじの詩のページがあり、詩はUVライトを当てて読む。その工程は、読み手が言葉を発いていく行為となる。(※ライトは付属しておりません) 短歌 十六首 詩 八篇
¥1,500

銀花照
灯が、文字が、あなたが、時に惑星となり、衛星となり、時に恒星となる。 “地球照”は太陽の光が地球に反射して、月の昏い部分を少しく明るくする事を言う。月の昏い部分は“魄”とも呼ばれる。 こちらはキャンドル、台、zineのセット。台の上にキャンドルを乗せ、灯を点してzineを開く。zineに載せた短歌は、全てかき方と筆記用具を変えている。 (出来上がりに個体差がございます。) キャンドルと台の制作:かんた(X @kankich119) キャンドル 台 zine(短歌 十二首)
¥2,000

Elpis &c.
私製冊子制作者へのエールとして作った。 制作で出る紙出を編み外皮とし、棕櫚のペンホルダーと鉛筆を鍵とする。本文はリソグラフ印刷を用い、紙、色、レイアウトを多様にする事でインスピレーションを掻き立てるものとした。 今後の活動の参考にさせて頂く為、価格は投げ銭制としている。本書に適切だとお思いになる価格をお支払い下さいませ。 (事前の両替に対応致します。お釣りは出ません。) 16枚+小冊子16ページ 詳細: https://yamagutikaku.wixsite.com/utautanin/about-6
¥0

夢路
文字のうわごと。
¥700
